2022年11月28日
剣道を始めて、まもなく2回目の冬がやってくる。
まだ、こごえるような寒さではないけど、入念な準備運動をしないと体が温まらない。若いときには、準備運動なんて意味あんの?って、侮っていた。テキトーにやっていた。でも、今ならわかる。準備運動をしないとマジでやばい。
まず、準備運動をしっかりやらないと、簡単にアキレスケンを切ったり、肉離れを起こしたりけがをしてしまう。
先日、何十年ぶりに竹刀を握ったお父さん剣士が、稽古開始後10分ぐらいで足を引きずって、下がってきた。
ま、まさかのアキレスケーン。稽古初日に全治半年。どんまいです。
そして、もう一つ。準備運動をして、少しずつ体に負荷をかけていかないと、切り返ししただけで心臓がバクバクいうことを発見。
はじめは、体力がないからだとばかり思っていたけど、そうじゃ~なかった!少しずつ負荷をかけて身体が温まってくると、簡単には息が上がらないみたい。
だから!準備運動はとても大切だわね。特に大人は。
少しずつ剣道に慣れてきて、基礎練習だけでは物足りなくなってきた。ハアハア息を切らしながらでも実践に近い形で稽古をしてもらうのが、じぶんの力になっているような気がする。
先日、先生との稽古風景を動画でとってもらったので、帰宅後、胸を弾ませながら動画を再生してみた。
(構えはいい、様になってきたじゃない)
(声もいい、でかくて響いて張りがある笑)
(面打った!・・・・・)
(・・・・・・・・・・)
(続けざまにひき面打った・・・・・・・)
(・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
そっと、停止ボタンを押して携帯をその辺においた。
何だろう。いまの、格好悪いの。
だれあれ。
あれ、ワタシ?まじポン?
見たくもない格好悪い姿が映っていた。
自分では前に飛んでるはずなのに、その場で打って冴えも残心もない。
打った後の手が、前に伸びておらず、上にただ上げてるだけ。
まじダサい。
数分落ち込んだけど、また携帯を手に取ってググった。
「剣道 前に飛ぶ 方法」
前に飛ぶには脚力が必要らしい。縄跳び、スクワット…
やるしかない、いや、強くなりたい!!
カメラは嘘をつかない。
ありがたいことに、真実をそのままうつしてくれている。
たまに、動画で自分の姿を振り返るのはとても有効だと思った。
落ち込まないで、出来ない自分も受け入れて、さあ、今日もテンション上げていきましょう⤴⤴