40代のわがままボディ
10月13日。
体育館の空気が冷たくなってきた。少しの寒さにも、40代のわがままボディは敏感に反応する。
(寒い。なんか疲れてる。ちょっと、気持ちが乗ってない。)
でも、悩む間もなく、準備運動が始まる。
ストレッチ、基本の素振り、手首回し‥。
(やるんだ。疲れてても、頑張れ私。。。。)
そうやって、自分のわがままボディを手なずける。
でも、ひとつだけ、頑張れない準備運動がある。
跳躍素振り20回。
あのね、38の竹刀であんなに早く振るの無理よ。
サンパチよ。
重いよ。
40代お母さんには重いよ。
もうね、さも、はやく振ってますよ私、って見せるの大変なのよ。
この、涙ぐましい無駄な努力、わかる?
そして跳躍素振りが終わった後の、面~~。振り返って面~~。が、みんなよりワンテンポずれてるの。悲しいわ。
準備運動の後は、ベテラン組と初心者組に分かれてそれぞれのメニューをこなすんだけど、ちなみに昨日は、
*基本の素振り(面、面、面…って前に進むやつ)
*すり足、すり足、面!
*飛んで面、飛んで面、飛んで面!
*切り返し
*元立ちと、打つ人に分かれて、繰り返し面、くるっと回って面。
*元立ちに小手、面。
なんてことをしたんだけど、ちらっと、先生の顔をみたらさ、マスクから見える目元がめっちゃ笑ってるのよ。にこにこ~~~~って。
ふと、考えたよね。
(私、声でかすぎたかしら。)
(動きがおかしかったのか。)
(お尻の肉、ぷりんぷりん揺れてた??)
(なんだ。なんで、先生、笑ってんだ‥‥)
先生がなぜ微笑んでいたかは分からない。
今日も、結局は、とってもいい汗かいて、すがすがしい。
こんな、私たちに真剣に教えてくれる先生方には感謝しかない。
今夜も、剣道。
わがままボディとともに頑張ります。