44歳。剣道をはじめました。

40代女子が剣道に初挑戦!婦人会と勝手に称して絶賛活動中!

今日は子供の大会の話。

一昨日、県小学生剣道選手権が行われました。コロナ禍で、さまざまな大会が中止になっていた中での大会でしたので、本人も優勝を勝ち取るべく、気合を入れて臨みました。密を避けての開催ということもあり、選手も各支部1位または2位までの選手のみの少人数での大会となりました。

 

6年男子は合計25名。4ブロックのトーナメント方式で、うちの息子はシードだったため、4回勝ち上がれば優勝!という試合でした。

 

1試合目は2本勝ち。

そして、2試合目。開始1分後くらいに、まさかの1本を取られた。すぐに取り返そうと攻めるも、相手選手は時間終了まで逃げまくり。。。息子がかかって行っても、逃げる逃げる。試合にならない。気持ちはわかるが、ナンダソレ。

結局、1本負けで、試合終了。

小学生だから反則は取られないとはいえ、礼儀を重んじる競技であるはずの剣道なのに…と残念な気持ちがぬぐえません。結果として、対戦相手が今大会の優勝者に。。自分の小手が入った!と、息子は確信していただけに、悔しくて悔しくて目を真っ赤にして、静かに泣いていました。全国がかかった大会だったので、本人も気持ちを切り替えるのに大分時間がかかったようです。

 

大会終了後、所属団体の垣根を超えた剣道仲間から様々なメッセージをいただきました。仲間たちと「あーでもない、こーでもない、あーだ、こーだ」と剣道の話で花を咲かせたとき、勝ちにこだわっていた自分の小ささに気が付き、ちょっぴりはずかしくなりました。

すべてがこれで良かったんだ!優勝していたら、俺が一番だ!と慢心し努力できないかもしれない。だからこそ、次への目標がある結果で良かったのだと、思い直すことができたのです。

 

目の前の試合結果に一喜一憂していると見逃しがちですが、同じスポ少の仲間たちとの日々の稽古、試合を通して我々保護者はとても楽しい時間、幸せな時を過ごさせてもらっていると感じます。強くさせるために我が子のように指導してくれて、そして休日返上で監督に来て下さる先生方には頭が上がりません。わたしも見返りを求めずに誰かの為に生きてみたいなと思うほどです。

息子よ。前を向いて、がんばれ!!