44歳。剣道をはじめました。

40代女子が剣道に初挑戦!婦人会と勝手に称して絶賛活動中!

胴着袴を注文しました。

2021年12月、いよいよ婦人会も胴着袴を注文しました。

自分が胴着袴を着るようになるなんて、まだ夢のようです。

なにせ、胴着袴を着ているだけで凛としていてカッコイイではないですか。

 

これからの稽古に不安はある。

それでも、不安を超えた先にまだ見たことのない世界が広がっているような気がしている。

 

 

初心者の大人が剣道で目指すべきものって。

剣道を始めて4ヶ月が経ちました。

素振もすり足も少しは上達したと思う。

最近、そろそろ面をつけて子供たちと一緒に稽古したらどうでしょう。とボスからお声をかけてもらいました。待ちに待った瞬間でした。

 

でも、ボスは初心者の大人をこれからどう導いていったらよいか迷っている様子。ボスの不安は私へも伝染してしまった。

 

 

(防具をつけて子供たちと一緒に稽古できるほど体力があるの‥‥?)

 

(そもそも私たちはどこを目指しているの‥‥?)

 

初めは何もかもが新鮮で、たのしかた剣道。

ここにきて、漠然とした不安が広がっている。

 

私の北極星はどこ。

 

ボス自慢。

なぜだろう。最近、鏡に映る自分に納得がいかない。

鏡に映るは、お笑い芸人の永野、もしくは金八先生

ワンレン美女の井川遥はどこにもいないよ。

 

44歳って、徐々にジェンダーレスなのかもな。

 

 

 

さて。

 

2021年11月15日(月)

19時から20時までの1時間。短い時間で、ぎゅっと稽古しました。寒いな、稽古やりたくないな…という気持ちも、準備運動をしていると徐々にやる気が出てくるから不思議。

 

【稽古内容】

*準備運動

*足さばきの練習

*すり足

*大きく肩を使った素振り

*普通の素振り

*跳躍素振り

*ペアになって切り返し

*最後は、ずらっと並んだ元立ちに向かって面打ち×3周

 

 

久しぶりの連続面打ち。始めたばかりの時よりは、若干、身体がなれてきたような気がするけれど、それでも酸素が圧倒的に足りない。

プリーズ。プリーズ。酸素プリーズ。

 

吐きそうな私の顔をみた、ボスは苦笑い。

 

こんなんで、私、試合とか出れるのか…。

毎回のことだけど、一瞬、不安がよぎるのよね。

 

 

帰り際、ボスにあいさつに行ったときのこと。こどもたちに、なにやらまじめな話をしている様子。耳を澄まして聴いていると、

 

 ボス:紙一枚は、薄いか厚いか?

  子:(薄いです)

 ボス:ぺらぺらですぐに破れるね。でも、その紙が一枚一枚積み重なって行ったら、どういう風になる?

  子:(分厚くなります)

 ボス:分厚くなるでしょう。すぐに破れなくなる。毎日の稽古も、紙切れ一枚と同じ。毎回毎回の稽古で、上達したって手ごたえは感じないかもしれない。でも、その稽古を薄く薄く積み重ねていったらどうなる?

  子:(強くなります)

 ボス:そう。いつの間にか分厚くなって、強くなってる。だから、毎日の稽古を大切にすること、いいですね。

  子:(はい!!)

 

 

わたしは、率直に感動した。わが団の団長、ボスは女性だ。女性剣士も沢山いるが、男性が圧倒的に多い剣道業界。そのなかでも異質の光を放つわがボスは、本当にかっこいい。裏表なく、ズバッとしたものいい、品格、自分の時間を惜しみなく子供たち、保護者に費やす姿勢、すべてがかっこいいのだ。

生き方を真似たい女性はなかなかいなかったが、わたしは、ようやく生き方をまねしたい女性に出会った感じがしている。

 

Everyone working hard! みんなで頑張ろう!

2021年11月10日(水)

 

昨日も、アメリカ出身のJ君が稽古に参加してくれました。

礼儀正しくごあいさつ。「ヨロシクオネガイシマス!」

 

 

まずは、準備運動。

続いて足さばき。

 

しばらくすると、我が団のボスがみんなを集める。

 

ボス「みんなで頑張ろうって英語でなんて言うの?」

 

J君「Everyone working hard!」

 

 

すると、ボス

「はい!続けて~」

 

 

小学生、中学生、婦人会

「エブリワン ワーキン ハー」

 

ボス「もう一回!!」

「エブリワン ワーキン ハー」

 

ボス「大きい声で! もう一回!!」

「エブリワン ワーキン ハー」(笑)

 

 

おおっと、一気にプチ英会話教室になった。たのしい~~~。

 

士気が高まったところで、稽古開始(*^▽^*)

 

 

【今日の婦人会(初心者お母さん剣士)のメニュー】

*足さばき

*すり足

*お尻に竹刀をぶつけてからの大きい面

*普通の素振り

*2人組になって切り返しの練習

*打ち込み台に向かって、切り返しの練習(きれいに、ピシッと!)

*小中学生の試合、見取り稽古

 

 

普段あんまり褒められない私だけど、今日は切り返しがちゃんとできていると褒められた。やった~~~。

 

稽古終わりに夜空を見上げた息子が、

「ママ―、見て。星めっちゃみえる!!」と。

 

ほんとだ!いつもは、なかなかきれいに見えない星空。

「今日は細かい星まで見えるね。なんか、いい日だね。」

 

そんな会話をしながら家に帰りました。子供と汗を流して、同じ景色をみられることが、こんなに幸せなんて。

ほっこりした気持ちの水曜日でした。

 

今日木曜日も、稽古の日。

いい汗かくぞ。

 

 

 

おやじ会誕生の予感。

2021年11月8日。久しぶりの稽古。

2週間前に風邪をひいてしまい、ず~~~~っと咳・鼻水と戦ってました。コロナ禍で風邪をひくと何だか必要以上に気を使っちゃう。ゲホゲホしたら、やっぱり休むしかない。早く治したくて病院にも行ったのに、復活するまで2週間。ただの風邪なのにさ、どんだけ抵抗力無いの自分。ってほんと落ち込むわ。

 

ふううううううう。

 

昨日は、アメリカ出身のJ君が、剣道を体験してみたい、ってことでお試しで稽古にきてくれました!なんでも、アメリカにいたときに「ラストサムライ」を観て、日本文化、特に剣道に興味をもったとか。日本の文化って、日本人が思うよりとっても素晴らしいものなんだよね。

 

J君は、普通の日本人でも初めて聞くような用語がいっぱいなのに、一生懸命理解しようと取り組んでました。

 

メン。コテ。スリアシ。コエヲオオキク。カタヲツカッテ。ジョウゲニウゴカナイヨウニマエ。

 

難しいよね。ジャパニーズ剣道用語!

頑張り屋さんのJ君、入団してくれたらますます楽しくなるだろうなあ。

 

 

昨日は、J君のほかに保護者の中から一人、お父さん剣士が誕生しました。(というか、誕生させられました?無理やり、引きずり込まれた?(笑))

「お父さんもやってみて!」とボスからの声がけに、急遽、竹刀を振ることになったお父さん。

 

お父さん剣士が竹刀を振り始めた直後、婦人会に衝撃が走る。

 

え!?

 

う・・・うそ。

 

うますぎる!!!

 

私たち婦人会が3か月やってようやく獲得した?素振りをきれいにやってのけた。衝撃のうまさ。確かにすり足はまだまだだけど、なにその素振り!!!!

 

きれい!!

 

お父さん、剣道はもちろん初めて。昔、野球少年だったようだけど、いや~、センスってあるんだね。

無理やり?引きずり込んで参加してもらった稽古だったけど、これはやってもらわねば。

おやじ会誕生の予感。

 

昨日は一時間と短い稽古だったことと、はじめて竹刀を持つ人がいたので、稽古は優しめ軽めでした。

*準備運動

*足さばきの練習

*すり足の練習

*斜めに動く練習

*素振り

*面、小手の練習

 

 

おやじ会誕生なるか。

婦人会はおやじ会の誕生を心から応援します(∩´∀`)∩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剣道を始めて3か月。いまの課題。

剣道を始めたのが2021年の8月上旬。11月になり、はやくも3か月がたちました。

婦人会(お母さん剣士)は、まだ防具などは付けず、私服で稽古をしています。いつ、防具をつけるようにと言われるか、ちょっぴりどきどきしています。

3か月経ったいま、課題は山積。

どうしたら、この課題を乗り越えられるのか、だれか教えてください。

 

 

1.跳躍素振りができない

あの速さについていけない。

 

2.速い切り返し(跳躍切返し?)ができない

腕の上下の振り、手首の切り返し、跳躍、それを速くと言われると、私の場合、阿波踊り風。

 

3.スタミナがない

かかり稽古をしてしばらくすると、たちまち呼吸困難におちいる。シーンとした体育館で私のゼイゼイハアハアが響き渡る。

 

4.下半身の筋持久力がない

かかり稽古をしてしばらくすると、足が動かない。左足が棒のようになり、引きずりながら前に進む。無残。

 

5.構えるとき剣先が下がりやすい

なぜか、油断すると剣先が下がってしまうらしい。「ケンサキ~~~!」いつも先生に注意される。

 

6.打突時、手と足が揃わない。手が遅い

1拍子の素振りができない。多分筋力が無さ過ぎて、足より手の方が遅くなると思われる。

 

 

 

 

たのしく、順調にきた3か月。

でも、課題はてんこ盛り。

ふううううう。

 

 

 

今日はうちの団に外国人の人が見学に来るって!ワオ!

 

 

 

「たったの5秒!でも婦人会には、かかり稽古は辛いのだ」の巻。

10月も下旬になると半袖では稽古ができなくなってきた。

 

さて、2021年10月28日はこんな稽古をしました。

*準備運動

*足さばきの練習

*素振りで面、小手の練習

*打ち込み台に向かって、小手面の練習

*先生に向かって面、小手面の練習

*かかり稽古(5秒×9人×2周 あと何かやったけど説明できない。)

*切り返しの練習

 

練習を文字にしてみると、なんだか、スマートにこなしちゃった感があるけど、実際はスマートじゃあないからね。

「剣先が下がってる!」

「また、下がってる!」

「振り返り、逆!」

「面は脳天たたくんじゃない、ここ。ここを打つの。」

「間隔が狭い!」

「肩に力が入ってる!」

「速く!」

「もっと速く!!」

ってな具合に、指導てんこもりなわけ。

 

でも、大体の稽古は全然つらくない。

むしろ、楽しい。もっとやりたい。

 

楽しくないのは‥‥そう。  かかり稽古。

 

初心者と婦人会のためのかかり稽古は、5秒と短く設定してもらってるのだけど、ホントきつい。もう、ゼイゼイハーハー。全集中で呼吸しないと死を意識するレベル。

かかり稽古の苦しさは、持久走と全く同じ。はじめはいいけど、徐々にきつくなって…。

 

誰か、私に酸素ちょうだい。

 

でも、誰も酸素吸入もしてくれないし、途中で「一抜けた~」って抜けるわけにも行かない。自分を信じてただ進むのみ。

 

おなかの底から、力を振り絞って「め~~~~~~ん!!」

 

 

 

「おさめ!」

 

なんといい響きだろう。おさめ。

今日もおわった~~~。

 

おさめた後の安堵感、爽快感。先輩お母さん剣士から聞いてはいたけど、「クセになる」って本当なのね。きついけど、何だか楽しいし、筋肉痛になるのもうれしいし。わたし変態ね。

 

 

 

はなしは変わって、

今週末は、わが団主催で練成会を開催。コロナ禍で練成会や試合がまともに出来なかった6年生の為にと、先生が企画してくれました。練成会開催を知った息子は大喜び。参加予定の団からも、たのしみだ!開催してくれてありがとう!と喜びの声がたくさん。みんなうずうずしてるんだよね。よ~し、楽しい練成会になるようお母さんも頑張っちゃうぞ。