44歳。剣道をはじめました。

40代女子が剣道に初挑戦!婦人会と勝手に称して絶賛活動中!

剣道の力「交剣知愛」

2022年7月15日

 

 

面をつけて本格的に稽古をするようになって、早4ヶ月。体調がすぐれないときなどもあって毎回とはいかないけれど、なんとか続いている。

6月に入ってからは、30度を超える日が連日続き、湿度が高いことも相まって、本当に稽古がきつい。休憩を挟まず30分も稽古を続けたら、面の中は蒸し風呂状態。身体は呼吸が乱れ、本当に倒れそうになる。いよいよだめだ‥‥と脱落しかける頃、面を取って休憩!の合図が入る。ハア…

 

そんなまだまだ体力作りから始めなきゃいけない私だが、面をつけて子供たちと稽古をするようになってからは折に触れて「交剣知愛」の言葉を思い出す。

「交剣知愛」という言葉は、よく聞いていたし、知っているつもりだったけど、なるほど自分で剣を交えてみると、「感謝」とか、「つながり」というような言葉にはならない温かい感情があふれてくることに気が付いた。

40も半ばを迎え、子ともたちにとってはただの初心者おばさんなのだろうと思う。でもわたしは剣を交えることで、こどもたちの心に近づいたような、こどもたちの世界に仲間入りさせてもらったような、そんな喜びを今感じている。

 

「交剣知愛」なんといい言葉だろうか。

 

人と人とが自然に繋がる、剣道にはそんな力がある気がしてならない。

 

 

剣道をしていると、精一杯生きてる感じがする。

2022年4月21日㈭

 

昨日までの暑さは、いったいどこへ… まさかの前日との気温差20℃。日本一だって。

そりゃ、体調も悪くなるよね。なかなか寝付けないし、肩は凝るし、頭は痛いし…自律神経がめちゃくちゃよ。

そんなわけで、「今日は剣道か…」夕方になると気が重かった。仕事が終わって、家事もして、めちゃくちゃ疲れてる。剣道は好きだけど、これから稽古する余力がない、そんな感じ。休むのは簡単だけど、言い訳ばかりして休むことだけは、なぜかしたく無かった。身体の疲労と頭の中の意地が葛藤をしていた。しばらくの葛藤のあと、再びボスの教えを唱える

 

苦を常とし、楽を求めず

 

よし。やるか!

 

気合を入れて胴着袴に着替え、体育館に向かった。

 

まずは、子供と一緒に準備運動。

 

それから足さばきの練習。

ササササ・・・・ササササ・・・・前・後ろ・斜めにすり足で動く。

 

そのあとは、踏み込みの練習。

「力を抜いて!左足のひきつけを速く!きれいに!左右の力加減を均等に!」とのアドバイスをいただく。

 

次は面をつけての稽古。

二人組になって、一方は下がりながら走る。一方は下がっていく相手を追いかけつつ、踏み込み面を連続で打って行った。

「ただ打てばいいわけじゃなく、きれいに、力を抜いて早く!」とのこと。

この、力を抜いて早く、というのがなかなか難しくて、どうしても早く打とうとすると力が入ってしまう。どうやったら、力を抜いて早く打てるのか、まだコツすらつかめていない。

何回か続けていくと、ハアハアが止まらない。(*´Д`)

あとどれくらい稽古を続けたら息が切れなくなるんだろう…

 

その後は、30分間の地稽古、5秒の相がかり稽古、見事コテンパに打たれて、本日終了。

 

面を取れと言われた時の快感、

黙想しているときの静寂さに包まれるあの感じ、

お礼を言う時の、先生方、稽古仲間への感謝の気持ちがあふれる感じ、

やっぱりやって良かったという幸福感、

いろんな感情があふれてくる。

 

こどもみたいに動けないけど、それでも精一杯生きている自分が好きだ。

 

 

 

 

 

 

何事も志ひとつ。

2022年4月7日㈬

 

自分一人で面をつけられるようになった。今までは忙しいのをいいことに覚えようともせず、主人に面をつけてもらっていた。自分でやらなくちゃと思ってはいたけど、どうせつけてもらえるし…趣味で始めた剣道だし…という甘えがあったのだ。

 

でも先日、その甘えを見事に見抜かれ、ボスから喝!を入れられた私は心を入れ替える決心をした。

 

lalala-fujinkai.hatenablog.com

 

面の付け方はYouTubeを観ながら、何度もチャレンジ。悪戦苦闘する母親を見ていられないと思ったのか、息子たちがこうやるんだよって、面タオルと防具をもってきてレクチャーしてくれた。5~6回は着脱しただろうか。だんだんと慣れてきて、一人でちゃんと面をつけられるようになった。

やれば、やっぱりできるのだよね。

 

さて本日の稽古も、切り返しからスタート。

右肘がまだまだ痛いので、切り返しのように手首を動かす動作はとてもつらいのだけれどそれでもサポーターをつけて頑張る。

 

あれ?足がいつもより動かないぞ…(;'∀')

あれ?いつもより息が上がるのが早い…(;'∀')

あれ?いつもよりきつい…(;'∀')

 

生理前だからか、寝不足がたたってか、全く調子が悪い。

それでも、ボスから言われた「苦を常とし、楽を求めず」の言葉を思い出し、子供たちに交じって稽古を続けた。

まずは30分程度地稽古を。そのあとは2列になって5秒のかかり稽古を数回、それからピーの合図と共に合い面の練習。

かかり稽古では、容赦なく、子供たちがバシバシ打ってくる。わたしも負けじとバシバシ打っていく。低学年までは打ち合いができている感じがする。中学生ともなると、打たれ過ぎて何されてるのか分からない状態に。一応、私も竹刀を一生懸命振るんだけど、まず相手にあたらない(+o+) うまくかわされたり、外れたり。一本を打ち込む難しさを目の当たりにする。

 

調子が悪くて、今日は動けないかも…と思っていたけど、稽古を始めるとなんとかなった。何事も志ひとつだ。

腹をくくった日

2022年3月30日

 

面をつけて5回目くらいかな。前回の稽古で子供たちと一緒にやったら、本当にしんどかったので、先生にお願いし初心者組は分かれて稽古をさせてもらうことにした。

 

初心者組は小手に対しての応じ技や、面に対しての応じ技などを習う。コテ返し面、コテ抜き面、コテすり上げ面。ひとつひとつ教えてもらうも、なかなかうまくできない。うまくできないまま、先生の一声で次の相手に向かい合う。

「はい、回って」

「はい、回って!」

「はい、回って!!」

下手なりに、一生懸命稽古をしたつもりだった。面ガードには自分の息でできた水滴がついたし、実際、苦しかったし。

内心、しばらくこのまま初心者だけで稽古が出来たらいいなと思っていた。

 

稽古終わり先生に挨拶にいったところ、思いもよらない「カツ!」が入った。

「苦しいことから逃げてばかりいたら、いつまでも上達できないよ。」

「苦しきを常とし楽を求めず。覚えておいてください」

 

辛いから初心者だけで稽古させてくださいなどと申し出たのが宜しくなかったようだ。楽しく剣道をできれば、と軽い気持ちでいた自分の心を見透かされたようだった。何事に対しても楽ばかり求めていた自分が恥ずかしくなった。

 

限界までやってみよう。苦しくても、身体が動かなくても、ふらふらになっても、格好悪くても、やってみよう。本当にそう思った。

 

2022年3月30日、腹をくくった日。

 

 

 

 

わたしの生きがい

2022年3月10日(木)

 

1か月半、長かったよ。

剣道ができない、仲間に会えないっていうのが、こんなにもつまらないなんて。長い長いトンネルを通っているようだった。

 

ようやく、まん延防止措置が解除となり、わがスポ少も自主練というかたちではあるけれどようやく再開。1か月半ぶりに会った子供たち、婦人会のみんな。とにかく会えて話せて、うれしかった。他愛のないおしゃべりがこんなにも私を楽しい気分にさせてくれるなんて。

 

積もる話もそこそこに、ランニング、準備運動をする。竹刀を振る。肘を伸ばし、手首でスナップを聞かせようとすると激痛が走る。いたたたたたたたたたたた・・・・・。やっぱり右肘は痛い。全く治ってない。トホホ。

 

それでも、なんだろう。竹刀をもって、みんなで振って、すり足して、涙が出るくらい楽しい。1か月半もの間休んでいたせいで筋肉は落ち、肩や背中はやたらと凝り固まり、上手にできないけど、またみんなと剣道をできる喜びがあふれて止まらなかった。

 

44歳の私が剣道を始めることは、誰かより強くなることでもないし、健康のためだけでもない。経験者からみたらすごくカッコ悪いのかもしれない。

ただ純粋にやってみたい、ただそれだけで剣道を始めたけれど、わたしはこのカッコ悪い自分が過去一好きだ。大好きだ。

 

わたしに剣道を教えてくれる先生方、サポートしてくれる保護者の方、一緒に稽古してくれるこどもたち、婦人会の仲間、本当にありがとう。

 

 

 

テニス肘(剣道肘?)が治らない

2022年2月25日金曜日

まん防で剣道が出来なくなって、何日経つかしら。

剣道初心者、44歳、大した運動もしたことがないわたしだけど、それでも上手になりたくて頑張っていた日々が遠い昔のよう。

休みが長くなればなるほど、憂鬱感が増して、ただただ毎日が過ぎて行く。。ホント、だる。

縄跳びくらいは、、、と思っていたけど、雪ばっか降ってるから外にも出られない。籠る日が多くなって、スポ少のみんなにも会えなくてホントつまらない。

早く剣道やりたい。。。ホント早く剣道やりたい。

剣道やりたいのにやれない今の状況も悩ましいけど、それよりも、もっと悩んでるのは肘。

テニス肘って言われる症状がまじで治んない。

右手を伸ばす、物を掴んで持ち上げる、ひねる、等々の動作がまじで痛い。痛いのが、早く治るようにってステロイド注射したのに、痛みが広がってるんだけど

!! (● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

兎にも角にも、まん防が終わるであろう3月6日以降、また剣道ができるように、ストレッチやら、コラーゲンサプリやら、肘に良さそうなことはなんでもしてみるつもり。

剣道、まっててねーーーー。

右ひじの痛みに注射を打ちました。

2022年2月1日(火)

 

痛たたたた・・・・

竹刀を振ると右ひじに激痛が走る。具体的に言うと、大きく腕を振り上げて、腕を振り下ろして、ピッと止めるその瞬間、激痛が走るのだ。

まん防で3週間稽古が休みになってしまったので、その間肘を休めれば治るだろうと思っていたのに、重いものを持ったり、肘を伸ばしたりするだけで激痛が走るようになってしまった。

数日様子を見たけど、治る気がしない・・・・。

思い切って整形外科にいった。

 

レントゲンを撮っても異常なし。

先生に、「44歳で、剣道はじめました。下手だから肘をおかしくしたんだと思うんです!でも、まん防明けにはまた剣道がやりたいんです。」

と、まじな顔で訴えた。

すると、先生は笑いながら「44歳から始めたの?すばらしいね。早く治るように注射打ちましょう。」と言ってくれた。

激しい痛みにはステロイド注射を打つと短期間で治るらしい。もちろん、骨に異常がないことが分かっての注射なんだけれども。

「痛みが治ったらまた剣道やってもいいですか?」と聞いたら、

「大丈夫です!どんどんやってください(笑)」と答え。

 

まじか。うれし~~~~。

また剣道ができる!!ってニヤニヤしながら診察室を出てくる自分に、思わず恥ずかしくなって顔を赤らめてしまった。

 

きっと、手首の使い方や、力の入れ方、振り方が悪いんだと思う。竹刀は左で振れと言われてきたけど、これを機に左で打てるよう、左腕を強化しなくては。

 

あ~。はやく腕、治んないかなあ。