剣道をしていると、精一杯生きてる感じがする。
2022年4月21日㈭
昨日までの暑さは、いったいどこへ… まさかの前日との気温差20℃。日本一だって。
そりゃ、体調も悪くなるよね。なかなか寝付けないし、肩は凝るし、頭は痛いし…自律神経がめちゃくちゃよ。
そんなわけで、「今日は剣道か…」夕方になると気が重かった。仕事が終わって、家事もして、めちゃくちゃ疲れてる。剣道は好きだけど、これから稽古する余力がない、そんな感じ。休むのは簡単だけど、言い訳ばかりして休むことだけは、なぜかしたく無かった。身体の疲労と頭の中の意地が葛藤をしていた。しばらくの葛藤のあと、再びボスの教えを唱える
苦を常とし、楽を求めず
よし。やるか!
気合を入れて胴着袴に着替え、体育館に向かった。
まずは、子供と一緒に準備運動。
それから足さばきの練習。
ササササ・・・・ササササ・・・・前・後ろ・斜めにすり足で動く。
そのあとは、踏み込みの練習。
「力を抜いて!左足のひきつけを速く!きれいに!左右の力加減を均等に!」とのアドバイスをいただく。
次は面をつけての稽古。
二人組になって、一方は下がりながら走る。一方は下がっていく相手を追いかけつつ、踏み込み面を連続で打って行った。
「ただ打てばいいわけじゃなく、きれいに、力を抜いて早く!」とのこと。
この、力を抜いて早く、というのがなかなか難しくて、どうしても早く打とうとすると力が入ってしまう。どうやったら、力を抜いて早く打てるのか、まだコツすらつかめていない。
何回か続けていくと、ハアハアが止まらない。(*´Д`)
あとどれくらい稽古を続けたら息が切れなくなるんだろう…
その後は、30分間の地稽古、5秒の相がかり稽古、見事コテンパに打たれて、本日終了。
面を取れと言われた時の快感、
黙想しているときの静寂さに包まれるあの感じ、
お礼を言う時の、先生方、稽古仲間への感謝の気持ちがあふれる感じ、
やっぱりやって良かったという幸福感、
いろんな感情があふれてくる。
こどもみたいに動けないけど、それでも精一杯生きている自分が好きだ。